輸出超過で円高の期待
輸入超過は円安
円相場の大きな2つの決定要因
1つは 日本と海外の金利差
もう一つは「円買いを伴う輸出」と「円売りを伴う輸入」のどちらの金額が大きいかを比較する受給差
輸入超過になれば支払いの外貨を調達するための円売りが増加し円安になります
現状は輸出超過
水色は輸入物価、青色は輸出物価
23年度に入って輸入物価が前年比で下落
小幅に上昇が続く輸出物価の伸びを下回るようになってきた
原材料の輸入価格よりも製品の輸出価格の伸びの方が大きく
貿易赤字の縮小につながる
グラフを見るには
自分で見れないかと思って探してみたところ、
日本銀行の時系列統計データ検索で表示することができました
今回のグラフは物価の企業物価指数[PR01]から下記を選んで表示したものです
変換後期種は「月次」
系列は、
・[輸入物価指数/円ベース] 総平均
・[輸出物価指数/円ベース] 総平均
変化率はともに「対前年同期比増減」